九郎政宗さんによる「『国が燃える』グッジョブ!」運動

2004/11/04
「復刊ドットコム」から、リクエスト削除のお知らせ

本宮ひろ志の『国が燃える』のリクエストが削除されたというお知らせが来ました。
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復刊ドットコムです。
復刊ドットコムをご利用いただきまして、ありがとうございます。

皆様にリクエストしていただいているメール件名の登録リクエストですが、こ
ちらは絶版、品切れ書籍のリクエストではないようです。

復刊ドットコムで取り扱っているリクエストは原則的に絶版、品切れ書籍に
限りますので、大変申し訳ございませんが、該当リクエストを削除させていた
だきました。

また何かご質問などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今後とも復刊ドットコムをよろしくお願いいたします。
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そうなのか。じゃあ、しかたないね。

(´・ω・`)



▼CLick for Anti War の九郎政宗さんが、本宮ひろ志の『国が燃える』を、雑誌に載ったとおりに本にしてもらう運動をしています。

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▼【提案】本宮ひろ志『国が燃える』に「グッジョブ!」を。
宗教団体や議員による言論弾圧には、反対。
「自由主義社会」を守れ!(@∀@)キャンペーン
まとめページ http://d.hatena.ne.jp/claw/00010110

ネットでできるのは、たとえばこれ。いちばん敷居の低い方法です。

▼復刊ドットコム 「『国が燃える』第8巻を、雑誌に載ったとおりに本にしてよ」
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=26359
・・・よろしければ、どうぞ(@∀@)
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『国が燃える』は、満州に王道楽土を築くと信じて行動した愛国者が、愛国者なればこそ、日本人による中国人虐殺に憤り、嘆く漫画らしい。


2004-09-29 本宮ひろ志『国が燃える』とはどういう漫画か
http://d.hatena.ne.jp/claw/20040929
この物語には主人公が2人います。ひとりは商工省の官僚(勇介)で、「石橋湛山の小日本主義→石原莞爾の満州国構想」に影響を受けた青年です。もう一人は「孫文の大アジア主義」を理想として、中国国民党に入り込んだ財閥の御曹司です。この2人が、日本の対中侵略の渦中に飲まれながら、それぞれの生きる道を追求していく・・・という筋書きです。

 官僚のほうの主人公は、地主が小作人の立場に配慮するよう主張したり、日本の大陸への軍事進出が中国人を敵に回すことを懸念したりしたために、作品中では「アカ」よばわりされることもあります。(笑)

 ちゃんと本編を読めばわかりますが、官僚のほうは「五族協和」を夢見ながら満州への開拓団入植を計画・先導していくことになる役回りですし、御曹司は国民党と日本を共同させて、中国共産党やソ連と対抗させようと画策しています。「そのために満州を日本に渡す。しかし満州より南に手は出させない!」ということです。

(中略)

なお、本宮ひろ志は、今後の展開について次のような構想を持っていると、すでに明らかにしています。

「日本が敗戦し、ソ連が侵攻してくると、役人も関東軍も一斉に満州から逃げてしまいます。

みんながどんどん引き揚げる中で、主人公は一人だけ残るんです。自分が役人として日本の農民を開拓団として連れてきた責任を感じ、命がけで事後処理をしていきます。

あの時代に必要だったのは、そんな自己責任だと思います。」

(『国が燃える』三巻巻末 西原春夫・国士舘大学総長との対談)



「自己責任」という言葉は使わなくてもただの「責任」でいいのじゃないか、と思いますが、そういうことなら、たとえ国粋主義的な立場からでも、何も今回のように、議員団が集英社に圧力をかけて連載中止に追い込む必要はなかったのではないでしょうか。

なぜなら、漫画を描くのは、日本人だけではないからです。
中国大陸の人も、台湾の人も、韓国の人も、漫画を描きます。
そのとき、彼らのなかで南京大虐殺を取り上げる人がいたら、どんな描き方をするか。
それを思えば、本宮ひろ志の『国が燃える』を残しておいたほうが、ずっと、ましではないでしょうか。
日中戦争当時、日本人が中国人を殺す姿を、情けないとか、あさましいとか、残酷だとか、怒ったり嘆いたりした、同じ日本人の手記や日記は、多数、残っています。当時の小説家も書いています。そういう意味では、『国が燃える』の主人公には、おおぜいのモデルがいるわけです。
戦争になれば、どんな残酷なことが起こっても不思議ではない。
それは何も日本人だけでなく、中国人でも韓国人でもアメリカ人でもドイツ人でも同じでしょう。
どうせ、戦争を描くからには、避けては通れない道ならば、ただのステレオタイプな悪人の集団としてではなく、個性を持った人々の悲劇として描いた漫画のほうが、いいではないかと思います。
もちろん、中国や韓国の人々のほうが、日本人の戦争や侵略の姿を、ずっと人間的に描く可能性もあります。
もしそんな漫画があったら、日本人が同じ日本人の描いた『国が燃える』を休載に追い込んだことは、とても恥ずかしいことになります。


*参照リンク

本宮ひろしの漫画へのリンク
http://terutell.at.webry.info/200410/article_2.html



この記事へのコメント

しん
2004年10月17日 21:41
まぁ言論統制されてる中国で日本兵を人間的に描く可能性がでてくるとは思えませんが、休載はいただけませんね。しかしマーダーライセンス牙って漫画も休載までにはいたっていませんが単行本からカットされた話があります。こちらは市民団体からの抗議によるものなのですがこれも集英社でした。とりあえず出版会社ってのは抗議には弱いみたいです。自分としても休載はいただけませんね。大きく広げた風呂敷をどう畳みたかったのか見てみたかったです。(1~7巻までの間そんなに話題にも上ってなかった漫画なのにここまで盛り上がるとはどちらサイドも勝手なものですね。笑)
ダザイユキオ
2007年02月10日 01:25
賛同!
早期復刊を求む!
成田あいる
2016年06月25日 20:48
九郎政宗氏にせよ、たかしズムにせよ秋原葉月氏にせよ、この手のブログは事実上ツイッターのまとめブログと化してしまいました。
「どろ」氏もブログを止め、ngc2497氏も、いつの間にか更新しなくなりました。
この手のブロガーは、ツイッターのまとめと化したか、ブログも「長期放置」「管理放棄」に転じたか、この手のコメントする方もいつの間にか出てこなくなったか、という方が多いです。
それでも、コメント欄を封じいつの間にか更新しなくなったngc2497氏、あれだけ嵐コメントをされてもコメ欄を開いていてブログもまだ続けている九郎政宗氏、この差は大きいと思います。
成田あいる
2016年06月25日 20:53
要は、ngc2497氏にせよ、たかしズムにせよ秋原葉月氏にせよ九郎政宗氏にせよ、「反ネトウヨ」「護憲」を掲げるブログは「オワコン」と化してしまったと思います。

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