てるてる日記

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help リーダーに追加 RSS 「宮廷女官チャングムの誓い〜大長今〜完全版」第十八回の感想

<<   作成日時 : 2007/05/31 20:41   >>

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「宮廷女官チャングムの誓い〜大長今〜完全版」第十八回を見た。

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/chikai/story/story_18.html

水剌間で、ヨンセンが、ハン尚宮に言っていた。
「最高尚宮様は持病をお持ちでしたから、具合は悪かったけれど、かぜをひいてはいらっしゃいませんでした。
お熱もありませんでしたし、ミン尚宮様のように、おなかをこわしてもいらっしゃいませんでした。
ずっと足が痛いだけだったんです。腎臓のお薬を、飲んではいらっしゃいましたが」

そして、女官達が隔離されているオンジン村の一室で、ミン尚宮が最高尚宮にきいていた。

「最高尚宮様は、熱は、おありにならないのですか」
「ないね」
「吐き気や黄疸もおありにならない?」
「ないね」
「ならなぜ、ここにいらっしゃるんですか」
「わたしも不思議だよ。なぜかしらねえ」

チョン最高尚宮は、ハン尚宮とチャングムが退膳間の当番をしている間に、チェ尚宮と女官長の企みで、疫病患者達と一緒にオンジン村に隔離されてしまった。そして、チョン最高尚宮が水剌間にいない間に、チェ尚宮を次の最高尚宮にしようと、チェ尚宮自身と女官長は企んだ。

チェ一族として生きる覚悟を決めたクミョンは、いそいそと、自信たっぷりに、チェ尚宮に、内医院の医官を疫病の対策会議に出席させるように提案する。いくら女官長やオギョモが、チョン最高尚宮をやめさせようとしても、内侍府の長官が反対すれば、強引に押し通すことはできない。だが、医官の口から、チョン最高尚宮には水剌間の責任者としての勤めを果たすことができない、と疫病の対策会議で言わせれば、たとえ内侍府の長官が反対しても、押さえ込むことができる。

チェ尚宮がクミョンの提案を受け入れると、今度は、クミョンは、とても上機嫌に、司餐院まで行ってチェパンスルに会い、パクプギョムに頼んで内医院の医官のチョンユンスを会議に出席させるように根回しを頼む。

クミョンは、呪いの札事件のときには、自分で最後にする、なんて言っていたのに、今では、すっかり、悪巧みをすることを楽しんでいるかのようである。

チョンユンスを会議に出席させたことが功を奏して、最高尚宮の交替が已むを得ないことを内侍府の長官にも納得させられたかのように見えたが、長官は、皇太后の裁定を求めた。皇太后は、長官と女官長の相反する意見を聞き、妥協案として、チェ尚宮を最高尚宮の代行とするように命じた。

チェ尚宮は、ちょうど、明国の使者が三日後に到着するのを利用して、ハン尚宮とチャングムに、明国の使節の接待をする重責を果たして欲しいからと、体よく太平館へ追い払うことにした。

ヨンノは、チャンイやヨンセンに、太平館で明国の使節の接待を任される者は、たいてい、外交問題に巻き込まれて何らかの責任を取らされて左遷されるので、ハン尚宮もチャングムも二度と水剌間に戻ってくることはできない、と、意気揚々とうれしそうに説明する。

ヨンセンは、すっかり不安になってしまう。自分も風呂敷包みに荷物をまとめて、太平館に行くハン尚宮とチャングムのところへ行って、一緒に連れて行ってください、と泣いて頼む。ハン尚宮もチャングムも困り果てて、きっと戻ってくるから、と慰めて、ようやく、押し留めた。

クミョンも、ヨンノなみに、チェ尚宮が代行の最高尚宮になったことを喜んでいる。チェ尚宮は、女官長に、ハン尚宮はうまく太平館に追い払ったものの、またチョン最高尚宮が帰ってきたら元の木阿弥だと話す。女官長は、それはまたそのときに考えよう、という。しかし、女官長のかわりにクミョンが、しっかりと考えて対策を練っていた。司餐院に行き、チェパンスルの屋敷のチャン執事に会って、チョン最高尚宮は腎臓の持病があり、疫病患者達と一緒に隔離されている村には医女達がいる、と、チェパンスルに伝えてくれるように頼む。そう伝えるだけでわかるはず、そう伝えておけばおじさまがおばさまを最高尚宮にしてくださる、と笑って言うクミョン。チェ尚宮に報告し、

「ことを起こさないならともかく、起こしたからには、確実に仕留めなければなりません」
と言って、チェ尚宮を感心させる。そして、内心、

「わたしは、こうして生きていくしかありません。こうする以外に、生きていく術がないのです」
とつぶやいて、すっかり、悲劇のヒロインになりきっている。

「こんな女に誰がした」と歌う声が聞こえてきそうである。

そんなクミョンが、またまた司餐院に行き、その途中で、宮城に入る門の広場で、ミンジョンホとチャングムがしゃべっているのを見てしまうことになる。

チョンホは、宮城に入る者に疫病に罹った者がいないかチェックするのを監督していたのだが、カンドックとおかみさんがくると、スルーパスで入れてあげた。するとさっそく御利益があって、カンドックが、「チャングム」と呼んで、おかみさんと一緒に駆けて行ったではないか。チョンホも監督業務をほったらかして、チャングムのそばへ行った。幸いにも、チャングムと一緒に来ていたハン尚宮は、カンドックとおかみさんに、折り入って頼みがあるから、と、隅っこの方へ行ってくれたので、チャングムさんとふたりだけでおしゃべり。

「水剌間では、はやり病の患者が大勢出たときいて、とても心配していました。だいじょうぶですか」
「あ、はい。わたしはだいじょうぶでした」
「それはよかった。きょうは、どこかへおでかけですか」
「はい。太平館に派遣されることになりました」
「太平館へ。明国の使者の、接待で、ですか」
「はい」
「つらいお仕事ですね」
このやりとりを、クミョンが見てしまったのだ。それだけでも腹が立つのに、次に、クミョンが司餐院での用事を済まして建物から出てくると、ちょうど歩いてきたチョンホと出会った。お互い、御辞儀する。するとチョンホのせりふが、

「もしや、伯父上は高麗人参を取り引きなさっておいでではありませんか」
なによ。何よ何よ、この違いは!!

「宮中では病が蔓延しております。チョンホ様は、心配してくださらないのですか
「ああ、失礼しました。大丈夫ですか」
クミョン、黙って御辞儀して去る。ミンジョンホ、振り返って見送ってためいきをついてうつむいて、ちょっと反省して、すぐに顔を上げて立ち去る。

「星の流れに 身を占って 何処をねぐらの 今日の宿 すさむ心で いるのじゃないが 泣けて涙も 涸れ果てた こんな女に誰がした」と歌う声が聞こえてきそうである。


オギョモがチェパンスルに、チェ尚宮を代行の最高尚宮にすえることができたと大笑い。チェパンスル、愛想笑い。
成均館の学田の高麗人参の横流しの件をうまくごまかすことができたと、またも大笑い。チェパンスル、愛想笑い。
そして、自分の息のかかったハンドンイクを済州島の監察官にした、という。チェパンスルは、前から済州島に商売を広げようと思っていたので、ハンドンイクが赴任したのなら自分も済州島に行って来る、という。またまたまた、オギョモは大笑い。チェパンスル、愛想笑い。

このハンドンイクという人は、ずっと後でまた、出てくる。自分の保身や出世のために他人を犠牲にすることを厭わない官僚で、それとは知らず結果的に、チャングムが医女になって宮廷に戻るのを邪魔立てする役回り。


カンドックは、おかみさんに引っぱられて、無理矢理、医女達が隔離されている村に、連れてこられた。おかみさんはカンドックをひとり、放り込むようにして、帰って行く。カンドックは村に入ると、医女から、感染防止用のマスクを貰う。チョン最高尚宮が自分から部屋の戸を開けて、カンドックに、部屋にお入り、と言った。カンドックは、恐る恐る、部屋に入って、隅っこで、マスクで口をふさいでいる。

チョン最高尚宮に、近くに来い、と言われて、恐る恐る、部屋のまんなかあたりまでいく。そこでハン尚宮が太平館に派遣されたことを話す。チョン最高尚宮のほうは、こっちに来てから、かえって持病の腎臓病が重くなっているようだと話す。

そして、チョン最高尚宮は、カンドックに、もっと近くにおいで、という。カンドック、わたしには女房が、などとわけのわからないことを言っているが、チョン最高尚宮に叱られて、渋々、チョン最高尚宮がもたれている机のすぐそばまで来た。そこでチョン最高尚宮は手紙を取り出して、ハン尚宮に届けるようにと頼む。頼んだら今度は、「早くお行き。それともわたしと一緒に黄泉の国に行きたいのかい」と、カンドックを追い出す。


太平館の厨房でのチャングムとハン尚宮の会話。

「尚宮様。尚宮様はくやしくないんですか」
「くやしいわ」
「不安じゃないんですか」
「とても不安よ」
「なら、どうして落ち着いていらっしゃるんですか」
「落ち着いていないわ」

ハン尚宮、料理の下拵えをしながらチャングムに答えている。至って冷静沈着に見えて、実は内心、いかに悔しい思いをしていることか。

そこへカンドックからの手紙を女官が届けてきた。手紙を読んで、チョン最高尚宮は疫病に罹っていないのに隔離されてしまったことを知り、チェ尚宮達への怒りを募らせる。それでも、チョン最高尚宮の教えどおり、落ち着いて勤めを果たしましょうとチャングムに言う。


到着した明の使節は、王の継嗣問題を話し合うために来た。王は、今までいつも使節が難癖をつけてもめてきたが、今度こそ認めさせねばならない、という。オギョモが、お任せください、と請け合う。

内侍府の長官はハン尚宮に会い、今度の使節は、美食家で有名な方だから、思う存分腕をふるって御馳走を作りなさい、と命じた。

ハン尚宮もそのつもりで用意していると、医女が来て、糖尿病の薬を渡す。長旅で症状が悪化しているときいたハン尚宮は、考え込む。


太平館の、二階建ての四阿のようなところで、明の使節をオギョモや内侍府の長官が接待している。談笑の後、使節は朝鮮語が上手だとオギョモがほめると、使節は、乳母が朝鮮の女性だったと話す。和やかな雰囲気のところに、運んでこられた料理。

使節は、自分の前の御膳を見て、たちまち、渋い顔。質素な野菜料理ばかり並んでいる。

オギョモは、料理を作りなおせ、と命じたが、また、質素な野菜料理が運ばれてきた。ハン尚宮が来て、使者殿は糖尿病の持病があるので、と説明すると、オギョモは怒って、ハン尚宮を軟禁させる。

武官に連行されていくハン尚宮を見たチャングムは、明の使節やオギョモ達の前に駆け上がり、ハン尚宮の意図を必死で説明する。せめて十日、いいえ五日間でも、お召し上がりください、と言うのを聞いて、明国の使者は、では五日間、おまえが料理を作れ、という。だが、まずい料理はだめだ。からだによくてうまい料理を作れ。もし五日間、おまえの作った料理を食べて、からだの調子がよくならなければ、おまえに明国のやりかたで厳しい罰を与える、と。

チャングム、今更、引っ込みがつかない。部屋でひとり、母の遺言を思い出して、涙にくれる。

ハン尚宮が軟禁されている部屋に、内侍府の長官が来た。どうせ一時的に滞在するだけの使者なのだから、御馳走を出しておけばよかったのに、と言うと、ハン尚宮は、相手が王様でも同じことをおっしゃいますか、チョン最高尚宮様でも同じことをなさったはずです、と反論する。確かにそのとおり、だけど、ツケを払うのはチャングムだぞ、と長官が言う。ハン尚宮、驚く。遅い。あんたは、「呪いの札」事件のとき、弟子に振り回されることになるだろう、それでいい、って言っていたじゃないか。そのとおりになってんぞ。どうするねん。

宮中では、皇太后が太平館の騒ぎをきいて起こっている。女官長とチェ尚宮は、ハン尚宮が悪いのだと合唱し、チェ尚宮が行って御馳走を作って明国の使者の機嫌を直してきます、と言う。

後で女官長とチェ尚宮は、ハン尚宮が自ら墓穴を掘ってくれたとほくそえむ。

しかし、チェ尚宮とクミョンが、太平館に行くと、チャングムが、厨房から出て行け、と言われても、動かない。明国の使者殿は、五日間はわたくしの料理を召し上がるとおっしゃいました、だから五日間はわたくしがここの責任者です、チェ尚宮様はお帰りください、と。

なんて生意気な、と怒るチェ尚宮。しかし、クミョンは、どうなっても困るのはチャングムです、とおばを促して、厨房を出て行く。

厨房の外でオギョモとチョンユンスに会ったチェ尚宮。チョンユンスは、明国の使者の糖尿病はさほど重いわけではないが、食事制限をしたほうがよい、という。チェ尚宮は、それならちょうどよい、五日間、明国の使者殿が野菜料理を召し上がった後で、明国の皇帝と招かれた限られた人しか口に出来ないといわれる宴料理でもてなします、と言った。オギョモが、それはいい、と言う。チョンユンスも肯いている。無責任医官。ホジュンの爪の垢でも煎じて飲め!!

そして、いよいよ始まる、チャングムの五日間。
チャングムが、空を見上げ、胸に手を当て、目を閉じて、息を深く吸う。
音楽「ヨンパップ」Let's go!
雲岩寺の寺男に学んだように、山菜を干し、「秘訣」を作る。
「秘訣」を使ってテンジャンチゲを作る。そのほか、ナムルなど。
一日目(二日目?)の料理を明の使者に出す。オギョモと内侍府の長官がいる。女官がふたり、正面に控えている。使者、顔をしかめる。チャングム、心配そう。
わかめなどの海草を使った料理を作る。
二日目(三日目?)の料理を明の使者に出す。オギョモと内侍府の長官がいる。女官がふたり、正面に控えている。使者、顔をしかめる。チャングム、心配そう。
鯛と海老を使い、豆腐のチョンゴルを作る。
三日目(四日目?)の料理を明の使者に出す。オギョモと内侍府の長官がいる。女官がふたり、正面に控えている。使者、顔をしかめる。チャングム、心配そう。
スンの水キムチと竹筒御飯を作る。
四日目(五日目?)の料理を明の使者に出す。オギョモと内侍府の長官がいる。女官がふたり、正面に控えている。使者、顔をしかめる。チャングム、心配そう。

あのハン尚宮が料理を出したのを、一日目と数えたのだろうか。

チャングムがひとりで厨房に帰って来る。

チャングムの独白:尚宮様のお教え通り、やるべきことはやったわ。

その日、チェ尚宮とクミョンとヨンノは、自信満々で、三日三晩続く宴の料理の材料を調えた。

そして、翌日、山ほどの御馳走の材料を女官達が太平館に運んでくる。それを心配そうに見る、チャングム。


やがて、明国の使者の食事の時間になった。使者が食事の部屋に入る。オギョモと内侍府の長官がいる。オギョモが、女官が無礼を働いたお詫びの印に、最高の料理を用意している、と言う。
食卓いっぱいの御馳走。ふたりの女官が給仕についている。
得意そうなチェ尚宮とクミョン。
不安そうなチャングム。
オギョモ、チャングムに思う存分罰を下し、思う存分御馳走をお召し上がりください、なんて、うれしそうに笑って言う。仮にも自分の国の女官のことなのに、そこまで言ってもいいのか?

使者殿、御馳走に感嘆し、上機嫌でいただく。一口ごとに、おいしそうに、満足そうに、肯く。

クミョンはいじわるそうにほくそえんでチャングムを見ている。あんた、人相悪くなってるよ。その顔をミンジョンホに見られてもいいの?

やがて、箸を置いた使者殿。
「実においしい料理であった」

もう、オギョモもチェ尚宮もクミョンも、満面の笑顔。オギョモが楽しそうに言う。

「きょうは、あの生意気な者に罰を下す日です。
思う存分、罰を下し、思う存分、お召し上がりを。
では、あなた様を侮辱した女官を、いかが致しましょうか」

チャングム、泣きそうだ。


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