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zoom RSS NHKで特集「子どもの臓器移植を考える」

<<   作成日時 : 2007/05/16 10:23   >>

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5月16日に、NHKの番組「生活ほっとモーニング」で、
「わが子の命を救いたい 〜子どもの臓器移植を考える〜」が放送されました。

その内容をざっと御紹介し、最後に、私の意見を書きます。

USAでこどもの移植手術を受けた御家族を紹介したリポーター:里 匠アナウンサー
スタジオで意見を述べた専門家:添田英津子さん(日本移植コーディネーター協議会 副会長)、小出五郎さん(科学ジャーナリスト)

USAで移植手術を受けた家族のレポート
あやかちゃんはUSAで移植手術を受け、五箇月間、元気に過ごすことができた。
その間、おとうさんとおかあさんは、初めて、赤ちゃんの笑い声を聞くことができた。
しかし、感染症で死んでしまった。
おとうさん、おかあさんにとって、この五箇月はかけがえのないものだった。

おかあさんは、ドナーがくださった五箇月間だった、とおっしゃいました。

科学ジャーナリストの小出五郎さんの意見
「提供者があって初めて成り立つ医療である。
提供者の意思や人権が守られなければ成らない。
脳死判定がむずかしい。特にこどもの場合はむずかしい。
生命の火が衰えて消えかかったところで、脳死とする」

国内での臓器移植推進活動のレポート

海外渡航移植のための募金活動の紹介。
募金活動への批判があったことも紹介。
国内でも移植を受けられるように法律を改正してほしいという署名活動も紹介。

内閣府の「臓器移植に関する世論調査」を紹介。
子どもの臓器提供できるようにすべきだ→68%

移植患者団体の大久保通方氏(自身も移植を受けた)「提供したい、という意思が生かされるようにしてほしい」

反論は、
日本弁護士連合会から光石忠敬氏
「ただ臓器提供をふやすための法改正はだめ。人体の資源化には反対。
日本には日本特有の文化があるのだから、その観点から法律を作るべき」

国会では、前の国会で法案が提出されたが議論はおこなわれず、
今の国会で、これから、議論される予定である。

改正案二件
「年齢制限を設けないで家族同意で提供できる」
「現行法の枠組みで12歳以上で提供できるようにする」

「生活ほっとモーニング」でのアンケート

こどもに臓器移植が必要になったらそれを望むか
はい→74%

こどもが脳死になったら臓器を提供する意思はあるか。
はい→42%
いいえ→42%

あやかちゃんの御両親は、移植医療を進めるための活動を始めた。
臓器を提供する意思を示すドナーカードの配布を始めた。
ドラッグストアに置いてもらったりしている。
講演会も積極的に開いている。
移植医療で助かる命があることを訴える。
看護士をめざす学生を対象に自分達の経験を話したりする。


スタジオで
日本移植コーディネーター協議会副会長の添田英津子さんの意見
「こどもの臓器を提供する意思がありますか、という問いに、
『はい』と答えた人の意思が生かされるようにしてほしい。
議論を盛んにするには、もっと現場の声を取り上げてほしい。
移植を待っている人にとっては、臓器移植法改正は切実な問題である。
臓器移植法施行後の10年間でおこなわれた脳死臓器移植は50件。
日本移植コーディネーター協議会の人の話では、
この10年間での報告のあった件数は、
臓器提供意思表示カードの所持者は1000人、
提供してもよい、という意思表示は700人、あった。
臓器提供の手術のできる病院の数が限られていたりして、
700人の意思が生かされていない。

移植医療は、愛と絆の医療。
ドナーとレシピエントの思い遣りの循環。
レシピエントの家族がまた、臓器提供する愛と絆を広めようと努力するのである」


小出五郎さんの意見
「移植する技術がある→自動車がある、というだけにすぎない。
運転者の技術、道路の整備などいろんな条件が整わないとだめ。
移植医療に関するいろんな要素がまだ整っていない。

議論を盛んにするには、ただルールを変えればよいというものではないので、もっと深入りした議論が必要である。
医療資源の配分の問題もとりあげるべきである。

移植医療は進めるべきなのか。
移植医療は緊急避難的なもの。
再生医療や人工臓器の開発も望まれるし、医療全体のなかで、議論するべき。

小児医療が危機に瀕している。
小児科が減っている。
小児医療全体のなかでこどもの臓器移植も考えるべきである」


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てるてるの意見

移植患者の家族が講演をするときには、事前に、まず、脳死患者の家族の話を聞くことを義務付けるべきである。
脳死のこどもの臓器提供をできなかった、しなかった、臓器提供した、いろんな人の話をきいてから、自分の体験を講演で語るべきである。
または、NHKで1980年代に放送されたドキュメンタリー「剛亮生きてや」をNHKライブラリーから借りて見ても良いと思う。
「剛亮生きてや」は、杉本健郎氏が御子息の剛亮君が6歳で交通事故で亡くなったとき、心停止後の腎臓提供をした体験をとりあげたドキュメンタリーである。
最初に、御両親が、剛亮君の服をたたんでいて、小さな靴をなでている場面が印象的である。
杉本健郎氏はそれから20年、臓器移植について考察と発言を続けている。
そして、臓器移植法改正案を森岡正博氏と共同で発表している。

杉本健郎さんのホームページより「脳死と移植」掲示板
http://web.kamogawa.ne.jp/~sugimoto/bbs/index.htm
子どもの意思表示を前提とする臓器移植法改正案の提言
http://www.lifestudies.org/jp/moriokasugimoto-an.htm


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