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一箇月近く続いたサッカーのワールドカップは、最後の最後が一番おもしろかった。 優勝決定戦の後のドラマが。 PK戦で、イタリアが勝ち、フランスが負けた。 そっから始まるイタリア勢のどんちゃん騒ぎ。踊る、跳ねる、駆ける、抱き合う、キスする、選手も監督もコーチも、観客も。 それを横目に、芝生にすわりこんだり、立ってそっと涙を流したり、静かで、沈んだ、フランスの選手たち、コーチたち、そして、監督。 イタリア国旗をからだにまきつけたり、国旗と同じトリコロールの帽子を被ったり、用意された表彰台のワールドカップを撫で撫でしたりキスしたりしているイタリアの選手たち。 三時間前は、フランスの選手たちが、同じことを夢見ることができたのに。 小柄で、白髪に黒い眉の監督が、両手を背広のポケットにいれてコートに立っている姿が、なんともいえず、よかった。 ウィンブルドンの、アメリ=モーレスモとエナン=アーデンの優勝決定戦も見た。勝った瞬間のモーレスモが空に両手を突き上げた喜びの動作と表情もよかった。 同じ場所で、フェデラーとナダルの優勝決定戦も見た。勝って、白いブレザーコートを来てトロフィーをもらうフェデラー。表彰式では二位の人もお皿をもらえるけど、白いブレザーコートを上からはおって表彰されるのは、優勝者だけなのだ。 でも、サッカーのワールドカップの優勝決定戦が、一番、勝者と敗者、明と暗の違いが、くっきりとしていた。 勝者の輝かしさ、かっこよさ、幸福、ほほえましさ。 そして、敗者の威厳。 ドメニク監督の姿に、一番、胸を打たれた。 |
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さらばW杯!イタリア24年ぶり4度目の優勝で幕!
下馬評の低い時のイタリアは強い。 ...続きを見る |
マチルダベイビー! 2006/07/10 16:57 |
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