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zoom RSS 脳死判定後4年生存の赤ちゃん

<<   作成日時 : 2006/06/05 09:18   >>

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http://www.asahi.com/life/update/0602/013.html

「脳死」の乳児、判定6日後呼吸戻る 近畿大病院
2006年06月03日00時03分
 近畿大病院救命救急センター(大阪府大阪狭山市)で、厚生労働省研究班の小児脳死判定基準で脳死と診断された5カ月の男児が、診断6日後に自発呼吸が一時的に戻り、その後4年3カ月間生存していたことがわかった。回復力の強い乳児では、正確な脳死判定が難しく、「現在の基準では不十分」との声も出ていた。この基準見直しの動きや、子どもの脳死移植を実現しようと国会に提案された臓器移植法改正案にも影響を与えそうだ。富山市で開催中の日本脳死・脳蘇生学会で3日、発表される。

 同センターの植嶋利文講師によると、男児は98年秋、心肺停止の状態で搬送された。厚労省研究班が98年に作った6歳未満の小児の脳死判定用の仮基準に従い、搬送20日目と24日目に診断を実施。その結果、自発呼吸や脳幹反射など五つの検査項目すべてで反応がなく脳死と診断した。

 しかし、脳死患者では調節能力が失われる血圧や尿量、体温などが安定した状態が続き、30日目ごろからは、一時的に弱い自発呼吸が戻ることもあった。ただ、人工呼吸器をはずせるほどの呼吸は戻らず4年3カ月後に肺炎などで死亡した。

 植嶋講師は「脳の血流検査など、新たな判定項目の追加検討が必要」と指摘している。

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第19回 日本脳死・脳蘇生学会 総会・学術集会
http://www.toyama-mpu.ac.jp/md/tedm/jacrbd19/
主題
脳蘇生のコンセンサス2006
平成18年6月2日(金)・3日(土)
富山国際会議場 富山市大手町1−2

http://www.toyama-mpu.ac.jp/md/tedm/jacrbd19/prog.html
プログラム
学会日程表(演題名)(pdf)
平成18年6月3日(土)
一般口演:臨床4
乳児期に脳死診断後、4年間生存しえた1例
近畿大学医学部附属病院救命救急センター 植嶋利文
http://terutell.at.webry.info/

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生命学ホームページ
http://www.lifestudies.org/jp/
「脳死臓器移植」専用掲示板
http://322.teacup.com/lifestudies/bbs

注目記事だと思います 投稿者:森岡正博 投稿日: 6月 3日(土)22時27分42秒

これは注目記事だと思います。

ただし、記事中の、「脳死患者では調節能力が失われる血圧や尿量、体温などが安定した状態が続き、」という箇所は、記者の認識不足。それらが安定した状態が続く脳死患者は多数います。


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スギケンのホームページ

−脳死と移植−
http://web.kamogawa.ne.jp/~ichi/cre-k/sugibbs2/trees.cgi
http://web.kamogawa.ne.jp/~ichi/cre-k/sugibbs2/trees.cgi?log=&v=1175&e=res&lp=1175&st=0
近畿大病院救命救急センターの無呼吸テスト、脳血流検査に関する認識に? 2006/6/4(日)14:48 - もりけん
 朝日新聞記事では「厚労省研究班が98年に作った6歳未満の小児の脳死判定用の仮基準に従い・・・・・・その結果、自発呼吸や脳幹反射など五つの検査項目すべてで反応がなく脳死と診断した」ですが、
第19回日本脳死・脳蘇生学会プログラム・抄録集p55には
「小児脳死判定基準研究班の基準に、無呼吸テストを除き、ほぼ準拠して脳死診断を行った・・・・・・無呼吸テストの代用として、呼吸器設定の操作により、動脈血中の二酸化炭素分圧を貯留させた状態で自発呼吸出現の有無をチェックした」とあります。http://fps01.plala.or.jp/~brainx/news2006-6.htm#20060603

 無呼吸テストでは、人工呼吸器を患者から取り外さなくとも、換気を止める方法も認められていますが、低酸素状態を引き起こさないようにテスト中は100%酸素を投与しつづけることとしています。
こんな方法も可能なのだが近畿大の医師が、わざわざ「無呼吸テストの代用として、呼吸器設定の操作により、動脈血中の二酸化炭素を貯留させた状態で」と書いたのはなぜか。
・無呼吸テスト中の酸素投与を省略していたのであれば、患者の容態を悪化させることになった。
・患者家族に無呼吸テストの実施を悟られないように、隠れて行った。
などが懸念されます。


 もとより、脳死判定マニュアルどおりに:無呼吸テストを行っても、心停止や不整脈の危険がある。呼吸不全患者でなくとも、血圧低下などの危険性がある。
無呼吸テストによる血圧低下が、わずかに残っている脳の機能を完全に破壊しないのか、その後の容態悪化に悪影響はなかったのか。 

1、無呼吸テストにより極めて危険な状態になる重症呼吸不全患者は、どのように事前に無呼吸テストの対象外と判断できるのか?
   日大はPaO2(動脈血酸素分圧)とFiO2(吸入気酸素濃度)の比が250未満の呼吸異常の患者は、無呼吸テストの非適応としているが、
   小児患者の場合、「動脈血酸素分圧と吸入気酸素濃度の比が250未満」でいいのか?

2、無呼吸テストが、個別の患者において、事前に危険性があるかないかを、どのような検査データで示せるのか?

3、無呼吸テスト実施中の血圧、心拍、血液pHなどの変動が、どの範囲ならばコレコレの根拠で、患者の健康に全く悪影響がないと確証を持って言えるのか?


 また現在の無呼吸テストは高炭酸ガス刺激だけのテストで、低酸素刺激は行っていない。
しかも高炭酸ガス刺激についても、反応するに足る刺激を行っていないと判断される。
本当に自発呼吸能力が失われているのかどうか科学的に判断のしようがない、しかも危険性のある無呼吸テスト実施について、近畿大の医師は両親に、どのように説明したのか。


 朝日新聞:「植嶋講師は『脳の血流検査など、新たな判定項目の追加検討が必要』と指摘している」
 プログラム・抄録集:「脳血流、脳死判定間隔の延長等の検討も必要かもしれない」

 近畿大病院救命救急センターの医師は、脳血流検査の精度が脳死判定に十分ではないことを、全くご存知ではない。

 奈良県立医科大学脳神経外科では、生後2ヵ月半、さらに3ヵ月後のSPECT検査でも脳血流がみとめられない男児が臨床的脳死と判定されたが、脳波検査では発症後1.5か月、2か月後にも脳波活動を認めた。1歳8か月時の脳波検査でも同様に脳活動を捉えることができた(小児の脳神経、26巻4号p303、2001年)。

 つまり脳死判定間隔を年単位で設定しなければならないのではないか、しかし、救命救急センターでそのような悠長な診断が現実的か。


http://web.kamogawa.ne.jp/~ichi/cre-k/sugibbs2/trees.cgi?log=&v=1176&e=msg&lp=1176&st=0
てるてるさん、もりけんさん ありがとう:近大の場合 2006/6/4(日)19:03
日本小児神経学会が同じ時期にあるため、東京デズニーランド東急ホテルでの学会にでていました。
夜に読売新聞と朝日新聞から電話取材がありました。
読売新聞はコメントが掲載されたと聞きます。詳細は不明ですが、どちらの新聞にも以下のように答えました。
道路を歩いている状況での電話取材など、ちょっと思考がバラバラなので本来は答えない方がいいのかもしれませんが。
1)脳死の病態を完全に診断基準で把握することは無理
2)脳死の病態そのものが、完全大脳死というなら診断は無理。
3)1981年米国大統領委員会、1985年厚労省脳死診断基準から20年経っている。だから正しいというのではない。
4)その後慢性脳死、長期脳死例が発表され、これは小児の臨床場面では存在は当たり前のことである。
5)上記症例の中で2000年基準をクリアする例ももちろんあるだろう。理論的にないはずはない。かならずある。
6)そもそも今回の臓器移植法は脳死という深昏睡状態が死であるのか否かの討論が省かれている。
7)討論すべきは、多様性の生を認めることであろう。移植が必要ということで「診断基準」一線を引くと云うなら
すべての情報を国民の前に開示し、もう一度脳死で動いている心臓を取り出すか?を問えばいい。
8)射水市民病院のような曖昧な例を出して、それを一般化し、「死」等の討論等と云わないでほしい。
9)深昏睡状態で数年ベッドで横たわり、生活をともにしている親などは、死ではなく生であり、今回の近大例などを知っても驚きはしない。
むしろ臓器移植法議員立法案A案になれば、わが子の人工呼吸器は中止させられる恐怖におののいているのではないだろうか。



*2006/06/09 追加
1218 近大発表とりけしとのこと
http://web.kamogawa.ne.jp/~ichi/cre-k/sugibbs2/trees.cgi?log=&v=1218&e=msg&lp=1218&st=0
1219 re(1):医学会誌における論文掲載ルール、演題取り扱いルールの分かり難さ
http://web.kamogawa.ne.jp/~ichi/cre-k/sugibbs2/trees.cgi?log=&v=1219&e=res&lp=1219&st=0
1220 re(2):医学会誌における論文掲載ルール、演題取り扱いルールの分かり難さ
http://web.kamogawa.ne.jp/~ichi/cre-k/sugibbs2/trees.cgi?log=&v=1220&e=res&lp=1220&st=0


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