てるてる日記

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zoom RSS 長期脳死について(2)

<<   作成日時 : 2005/05/22 09:24   >>

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*参照
長期脳死について
http://terutell.at.webry.info/200505/article_17.html


asahi.com
http://www.asahi.com/
http://www.asahi.com/life/update/0521/005.html?t
「脳死状態」診断の小児、半年後自発呼吸の例も
2005年05月21日15時22分

 国内の小児救急の医療現場で、主治医が臨床的に脳死状態と診断した後も、1カ月以上心臓が動き続けた子どもの「長期脳死」の事例を、杉本健郎・日本小児神経学会理事が20日の同学会で発表した。医療現場で小児の脳死診断にあいまいさが残る実態が浮き彫りになった。

 99年から04年まで、「脳死」の診断後に1週間以上、心臓が動いていた子どもは、全国で35人報告され、うち30日以上動いていた子は18人いた。完全な脳死ならありえない自発呼吸の兆候が、診断から半年後に見られた例もあった。意識が回復した子どもはいなかった。

 15歳未満からの脳死臓器提供を認める前提条件を探るため、日本小児科学会が全国の救命救急センターなどを対象に調査したデータを、詳しく解析し直した。


*杉本健郎医師の報告と、報告を読んだ人の感想
杉本健郎さんの「脳死と移植」掲示板より

http://web.kamogawa.ne.jp/~ichi/cre-k/sugibbs2/trees.cgi?log=&v=816&e=msg&lp=816&st=

816 小児神経学会ポスターの全文(アンケート項目は略)
2005/5/21(土)22:51 - スギケン

わが国の小児「慢性脳死」「長期脳死」の現状
杉本健郎、 飯沼一宇(議長)、 二瓶健次、阪井裕一、 大野耕策、 富田 豊
日本小児科学会小児脳死臓器移植基盤整備ワーキング委員会・第三分科会

2004年2月から5月にかけて、1999年5月からの4年半の全国小児脳死(疑い含む、15歳未満)症例について日本小児科学会研修指定病院467施設と救命救急センター170施設を対象に郵送でアンケート調査を行った。その内容の大略は日児誌2004:108:1434-1437に報告した。調査では厳密な脳死診断は極めて少ないという結果であったが、主治医が脳死状態・疑い含むと最終診断してから心停止まで一週間以上のChronic brain death例(Shewmon、1998、慢性脳死)が35例、うち30日以上心停止までかかった症例・長期脳死例(厚生省研究班2000)は、18例存在した。今回は慢性脳死、長期脳死例について検討した。
慢性脳死(シューモン・一週間以上心停止がなかった例)35例の内訳
施設:小児科16例、救命センター5例、性:女16、男19例
年齢:新生児、乳児;5例、1歳〜5歳;18例、6歳以上;12例  最年長例は14歳。
疾患:急性脳症・脳炎;10例、細菌性髄膜炎;3例、窒息;4例、脳出血・血腫・脳挫傷(虐待2例含む);11例、新生児仮死脳症;3例、溺水;2例、出血性ショック;1例、    脳幹反射すべて実施:11例、脳波:2例実施せず. 無呼吸テスト実施:6例、保護者診断立ち会い:4例、 院内他の承認(委員会など):0

長期脳死(30日以上心停止なし):18例の検討
すべて小児科施設、乳児以下4例、1歳〜5歳;10例、6歳以上;4例。 最年長は8歳。
疾患:急性脳症・脳炎;5例、新生児仮死;2例、 細菌性髄膜炎;3例(1例は半年後バギングで「ため息」出現)、脳出血と脳挫傷:5例(虐待1例・4歳含む)
  出血性ショック、溺水、窒息、各1例
脳幹反射:すべて実施したのは5例、無呼吸テスト:2例、脳波:ほとんどの例で増幅も含めて複数回実施
小児神経科専門医は18例中12例の脳死診断に関わる。
(ポスターにはアンケート内容を記す、ここでは略します)

(あらたなアンケート例として、上記例数には含まれない)
2004年7月以降に報告頂いた脳死状態(と思われる)2例の概略
第1例 1歳5か月 女児 急性脳症
 第一回診断:入院後4日目、咳反射以外すべて実施
   脳波:増幅(20分)含め40分1回実施(小児神経医も)
   無呼吸テスト実施せず。診断後も治療継続、親は情報提供後、呼吸循環すべて
   停止を希望。診断後4日目に心停止。その間脊髄反射なし。
   報告医コメント:小児科医に脳死判定への認識がなさすぎる。診断法の普及と倫理面の討論が急務である。
第2例 1歳 女児 拡張型心筋症、喘息、DOA
 第一回診断:入院後9日目、脳幹反射すべて実施
   脳波:増幅含め3回実施、小児神経医も。
   無呼吸テスト実施せず。
   報告時心停止なし管理中3か月目、診断後脊髄反射や気になる動きはない。
   コメント:ご両親は脳死概念を理解されているが、人工呼吸器をはずす気持ちはない。  
* **ご協力、ありがとうございました*

まとめ
*小児神経科専門医は2000年小児脳死診断を熟知し実施すべき。
*脳死診断は重篤な神経学的な病態を診断することであって、臓器提供とは全く別の次元の話である。
*その上で慢性脳死、長期脳死を含めた脳死状態について家族への予後などの正確な情報公開を行うべき。
      (以上が検証会議としての合意事項)
* 2000年小児脳死診断基準の検証にむけての2004年年次学会以後(脳と発達、36:5号巻頭綴じ込み)の前方視的研究
  は2例のみの報告であった。
(日本小児神経学会としては同会議を継続して、基盤整備に引き続き取り組む予定)


http://web.kamogawa.ne.jp/~ichi/cre-k/sugibbs2/trees.cgi?log=&v=819&e=res&lp=819&st=

819 「脳死」の曖昧さは小児だけではない
2005/5/22(日)00:49 - ゴサイジ


(前略)

「脳死」診断(疑い含む)から一週間以上心停止がなかったら、それ、
「慢性脳死」だと。

ならば、私の母は「慢性脳死」でした。当時、68才です。

母は、無呼吸テストを除く「脳死」診断の項目は全部やられました。
私は、「臨床的脳死」を、「もはや脳に対しては直接的・根治的な治
療手段がない」という意味としてインフォームド・コンセントをとっ
たつもりでいたし、主治医の先生も「そうです。治療手段が尽きたと
いう意味です」と言われたのですが、それでも全部やられたわけです。
脳波も、感度を五倍にして計測し、アルチファクトの説明もありまし
た。6時間以上の時間を置いて、2回、やられています。

これは、まず、「脳死」診断としてはきっちりしているというべきか
、、、、とでも書いておきます。

しかし、しかしです。

母の場合、その「臨床的脳死」の診断後から心停止まで9日間を経過
しています。当時68才、全身を骨折させられ、7年前のガンで胃も
全摘していた。全身状態はかなり悪かったといってよいでしょう。そ
れでも、「臨床的脳死」診断後、心停止まで9日かかっているという
ことを、スギケン先生は、どう評価されますか?

そして、こうした例は珍しくもありません。

私の参加している「全国交通事故遺族の会」には、小さな子どもに限
らず、高校生や大学生あるいは社会人のお子さんや配偶者、親きょう
だいを「脳死」と診断され、しかし、心停止まで10日以上、2週間
以上、3週間以上をしっかり看取り続けた家族が、それはもう、たー
・・・っくさん参加しています(だから、みんな怒っているわけです
よ、「数日の内に心停止に至るなんて大ウソだ!」と)。35人では
利かないでしょう。

これ、みんな、「脳死」の診断がしっかりしていなかった、あるいは
「脳死」ではなかった、、、ということになるのですか? 

それとも「慢性脳死」? 

ともあれ、大人でも、「脳死」の診断・判定は曖昧ということですね。

ところで、河野太郎議員は、当初、死亡の診断に厚生省が基準だ何だ
と言って口を出すなんてとんでもない、医師が「脳死」だといえば
「脳死」なのだと言っていました。

ところが、最近になって、「法的脳死判定を行わない限り、臨床的脳
死診断を何度やっても、それは脳死ではない」と言い出しています。

これ、あきらかに、おかしいでしょう(河野太郎議員とは、もう一度、
今度は膝を詰めてとことん話したいものです)。

もとより、「脳死」の診断なんて、患者本人にとっては何の利益もあ
りません。

「直接的・根治的な治療手段が尽きた」「もはやお手上げ」と医師に
言われてしまえば、家族だって、どんなに諦めたくないと思っても、
「貸せ!俺がやる!」というわけにいかない以上、どうしようもない
んです。それでも、「脳死」なんて言わず、「重度の脳不全」「お手
上げ」で、静かに看取っていた時代もあった(私の父方の祖母は「脳
軟化症」で亡くなりました)。

そして、無呼吸テストの危険性は、あらかじめ酸素をたっぷり供給して
おけばいい等ということで解決するものじゃない。そんなテストを、高
知赤十字病院の例では、「法的脳死判定」という手続きが完了するまで
5回もやった。「脳死」にするために繰り返したと言われてもしかたな
い事例です(これが命の架け橋?)。

つまるところ、定義された「脳死」の概念と判定基準の間にはどうしよ
うもない齟齬がある(シューモン教授の言うとおり)というより他、こ
の妙にねじれた事態を説明しうる理由はないと思うのですが?

ということは、です。

問題は、判定基準をきっちり整備すればいいというものではない、むし
ろ、今、きっちりと検証すべきは、「脳死」として定義される現象は心
停止後数時間以上しないと実際には出現しない(かもしれない??)と
いうことではないのですか?

融解した脳細胞が漏出しようが、「有機的統合性」は失われず、身長の
伸びたお子さんもいるというのですから、「脳死」と呼ばれる病態を少
しでも明らかにしてゆくために、「脳死」後も残存する脳機能に着目し
た調査研究が行われてゆくことを希望しています。


http://web.kamogawa.ne.jp/~ichi/cre-k/sugibbs2/trees.cgi?log=&v=820&e=res&lp=820&st=

820 re(2):5月17日シューモン教授の講演
2005/5/22(日)01:13 - ゴサイジ

犬の胡麻さん、こんにちは。

犬の胡麻> よく脳死患者を表現する時に、「まだ心臓だけは動いている」
犬の胡麻> 「温かい」「爪・髪の毛が伸びる」「動く」と言うような言
犬の胡麻> 葉を並べますが、私は以前よりその表現に、どうにもこうに
犬の胡麻> も、違和感を持っていました。
犬の胡麻> それは、まるで、<奇怪な物><ゲテモノ>のようなイメー
犬の胡麻> ジで、なにか・・こう・・部分的ににょきにょきとある部分
犬の胡麻> だけ反応するようなイメージがあるからです。。

これは、非常に重要なご指摘なんです。

私たち交通死遺族が「脳死」の家族を看取った経験を話すときというのは、
必ず、「ヒゲがのびる」「動く」だけじゃない、その前後がある。

たとえば、厚生労働省に談判に行ったとき、「全国交通事故遺族の会」の
会員(理事)の方から、こういう話し方をしています。

「○○(息子さんの名)が死んじゃったらお母さんも死ぬよーって叫びな
がら頬に顔を押しつけたら、ボロボロッと涙を流したんですね。これが死
ですか? あるいは、息子はヒゲが濃いんです。それが伸びて、青くなっ
たのを、私、剃ってやった。そうしたら、和んだ顔になる。これが死、ど
こが死なんだと」

あるいは私にしてもそうです。「お母さーん、お母さーん」と泣きながら、
やはり自分の顔を母の頬に押しつけたら、母は大粒の涙を次々とこぼして
泣きました。

また、「痛いの、苦しいの、全部、全部、私にちょうだい」と言いながら、
母の手を握ると、ぎゅうっと握り返してくれる。

あるいは、母の好きなコレッリのバイオリン・ソナタのCDを流すと、そ
ちらへ頭を向ける。ああ、聴きたいんだなあと、私も、プレイヤーを、母
がもっと聴きやすいようにと動かす。

これ、みんな、無呼吸テストを除く「脳死」診断項目をすべてクリアした
「臨床的脳死診断」の後のことです。で、これのどこが死なのか、あるい
は定義どおりの「脳死」なのか?と、迫るわけです。

ところが、こういう話をしても、皆さん、冷たいこと、冷たいこと。ずー
っと黙ってる。腕組みして、目をつぶったり、天井を向いたり。

で、「ヒゲや爪、髪なんて、心停止後も伸びる」「動くと言っても、首を
落としたニワトリが走るのと同じ」「血流が途絶えている。首から上に血
が行っていないということは、いわばギロチン状態」と、そういうことを、
遺族には言わないで、「脳死」状態についての"啓発"として、情報として
流す。あるいは、「それは、本当の『脳死』じゃなかったんだよ」等とい
う。

つくづく、おかしいなあと思っています。

(後略)



http://web.kamogawa.ne.jp/~ichi/cre-k/sugibbs2/trees.cgi?tw=&log=&search=&mode=&v=822&e=res&lp=820&st=1

822 re(3):5月17日シューモン教授の講演
2005/5/22(日)09:02 - てるてる


(前略)

「ギロチンモデル」という言葉を、大阪大学の加藤友朗医師が、トリオ・ジャパンの
セミナーで、使っていますね。
以下に、引用します。

http://square.umin.ac.jp/trio/seminar/seminar10.html
第10回トリオ・ジャパン・セミナー「臓器提供-現状と課題(3) 生体肝移植の経験から」
2002年11月17日(日)13:00〜17:00
(4)最新の臓器移植事情−アメリカの現場から
加藤 友朗(大阪大学大学院医学系研究科病態制御外科)

(以下略)




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